
エレベータが動く仕組み
エレベータが動く仕組みには様々な種類があります。
まずは「ロープ式」と呼ばれる、ロープの両端に「かご」と「吊り合い重り」を吊り下げて駆動させる仕組みです。
昇降距離が長いため、比較的速い速度が必要な中高層建築物に適しています。
次に、油圧によって「かご」を昇降させる「油圧式」という仕組みです。
こちらは機械室を建物上部に設置する必要がないので、低層建築物に適しています。
ただし近年では、これまで機械室に設置されていた機器を昇降路内に組み込んだ、機械室レスの「ロープ式」を低層建築物に使用することが主流となってきているようです。
その他、性能や効率を向上させるための研究や、環境へ配慮した研究が進み、「リニアモーター式」、「水圧式」という新しい駆動方式も実現しています。
2017年09月18日 |
カテゴリ: エレベーター修理